
この記事を読めばわかること
- Apple Watch Series 10 42mmと46mmの違いがわかる!
- 異なる手首回りの人がApple Watch Series 10を着用した画像がわかる!
- 手首回りの測り方がわかる!
Apple Watch Series 10を購入するとき、「42mmにするべきか?それとも46mm?」と迷う方は少なくありません。
実は、選ぶサイズによって、使い心地や見た目が意外と大きく変わります。本体の重さや価格の違い、そして手首の太さなど、さまざまな要素が関係してきます。
だからこそ、まずはこの2つのサイズの違いを知っておくことが、後悔しないための第一歩になります。
結論: 手首 13〜16cm なら 42mm がちょうど良くフィット。視認性を重視するなら 46mm もおすすめ。迷ったら同じバンド条件で試着して比較を。
ここからは、実際のサイズ比較や着用イメージを見ながら、それぞれの特徴を分かりやすく紹介します。
Apple Watch Series 10の42mmと46mmサイズ比較
Apple Watch Series 10では、42mmと46mmの2サイズが展開されています。一見、わずかな差に見えますが、実際に着けてみるとその違いは意外と大きく、選ぶうえでの重要なポイントになります。
| 項目 | 42mm | 46mm |
|---|---|---|
| 画像 | ![]() | ![]() |
| サイズ | 縦:42mm × 横:36mm | 縦:46mm × 横:39mm |
| 重さ(GPSモデル) | 30g | 36.4g |
| 重さ(GPS+Cellular) | 29.3g | 35.3g |
| 対応手首回り | S/M:130〜180mm M/L:150〜200mm | S/M:140〜190mm M/L:160〜245mm |
数値だけ見ると「少しの差」と思うかもしれませんが、6g前後の重さの違いや装着感は、毎日身につけるものだからこそ気になってくるポイントです。
とくに手首が細めの方や、軽さ・フィット感を重視したい方には42mmのほうが快適に感じられます。画面の見やすさや存在感を求める場合は46mmも魅力的です。
また、Series 10ではケースの厚みがわずかに薄くなり、袖口との干渉が少なくなっています。長時間の着用でも圧迫感が軽減され、より快適に使えるようになりました。毎日身につけることを考えると、この違いは意識しておきたい大きなポイントです。
細めの手首では、数値以上に見え方の差が出やすい傾向があります。表の比較だけでなく、実際に装着してフィット感を確かめてみることをおすすめします。
自分の手首回りを知る

サイズを選ぶうえで重要なのは、まず自分の手首回り(周囲の長さ)を把握することです。Apple Watchのバンドは手首回りを基準に設計されています。女性の手首はおおよそ14cm前後の方が多いとされています。
手首回りを正しく把握しておくことで、装着時のフィット感だけでなく、心拍などセンサーの精度にも影響しにくくなります。
手首回りの測り方
- 手首の出っ張った骨(豆状骨)より少し肘側の細い位置にメジャーまたは紙テープを回す。
- きつすぎない程度に軽くフィットさせ、実寸を確認する。
- 日常使いの目安は実寸+1.5〜2cmのゆとり。バンド選びの基準にする。
※ ワークアウト時など密着させたい場合は、装着時だけ穴を一段きつくする方法もあります。装着感の好みには個人差があるため、無理のない範囲で調整してください。
実際の動作を想定して腕を動かしてみると、日常での使いやすさをより具体的にイメージできます。
試着チェック
- 左右とも同じバンド種類/穴位置で比較
- タイピング姿勢や腕を振る動作でズレ/当たりを確認
- 通知を実機で表示し一目で読めるかを見る
- 横からの厚みと袖口の干渉をチェック
続いて、実際の着用写真を見ながら、手首の太さによる見え方を確認します。
Apple Watch Series 10の42mmと46mm、実際に着けるとどう見える?

ここでは、手首回り別に42mm・46mmモデルを実際に装着した写真を紹介します。
細めの手首にはどう見えるのか?逆に少し太めだとどちらがしっくりくるのか?――そんな疑問を解消するために、13cm・14cm・15.5cm・16cmの手首回りごとに見た目を比較します。
サイズごとに「どちらのサイズが自然に見えるか」や「カラーによる印象の違い」なども参考にしてください。
| 手首回り | 42mm | 46mm |
|---|---|---|
| 13cm | ◎ 自然で軽い 袖口に収まりやすいサイズ感 | △ やや大きめ 画面が広く見えるが存在感強め |
| 14cm | ◎ すっきり 華奢な手首でもバランスが良い | ○ 存在感あり 通知が見やすく視認性が高い |
| 15.5cm | ◎ バランス良好 軽さと見やすさの両立 | ○ 視認性アップ 操作がしやすくタップミスが減る |
| 16cm | ○ コンパクト 上品でスマートな印象 | ◎ 自然&見やすい 画面が大きく実用性が高い |
手首回り13cm着画

上は、手首回り130mm(13cm)の方が42mmサイズを装着した例です。
細めの手首でも42mmサイズは大きすぎる印象がなく、全体がすっきりと見えます。写真では左がローズゴールド、右がシルバーのケースを着用していますが、シルバーの方が肌馴染みが良く、全体的に洗練された雰囲気です。
ローズゴールドは柔らかくフェミニンな雰囲気があり、ファッションに合わせて選ぶ楽しさもあります。どちらのカラーも存在感を保ちつつ、コンパクトな手首にも違和感なくフィットするので、13cmの手首にも42mmは十分使いやすいサイズといえます。
手首回り14cm着画

続いては、手首回り140mm(14cm)の方が42mmと46mmを着け比べた様子を紹介します。
写真で見ると46mmはやや大きめに見えますが、「大きすぎて不格好」と感じるほどではありません。存在感はありますが、ケースの厚みが抑えられているため、手首のラインに自然に沿っています。
42mmは輪郭がコンパクトに収まり、全体のバランスが整います。軽さや袖口の干渉の少なさを優先するなら、選びやすいサイズになります。
「画面の見やすさ」や「存在感」を重視するなら46mm、「控えめでスマートな見た目」を重視するなら42mmがおすすめです。どちらも手首14cmには十分使いやすいサイズ感ですので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
手首回り15.5cm着画

42mmと46mm、どちらも違和感なく着けられるのが15.5cmの手首。実際に並べて見ると、42mmの方がすっきりと見えて、全体的にまとまりがいい印象でした。
逆に46mmは「ちょっと大きいかな?」と思いつつも、手首からはみ出す感じはなく、画面が大きく、見やすさというメリットが得られます。
見た目をすっきりまとめたいなら42mm、操作性や視認性を重視したいなら46mmがおすすめです。いずれも実用的ですが、全体のまとまりとフィット感は42mmがわずかに優位です。
手首回り16cm着画

この程度の手首回りになると、42mmも46mmもどちらも自然にフィットします。
実際に着けてみたところ、左側の42mmは見た目がコンパクトで、手首回りがすっきりして見えました。
右側の46mmは少しだけ存在感が増しますが、「大きすぎる」とまでは感じず、むしろApple Watchらしい主張があって、それが好みに刺さる人もいるかもしれません。
普段の服装や求める印象に合わせて選べますが、上品にまとめたい場合は42mm、視認性と存在感を優先するなら46mmが相性良好です。
小さいサイズを選ぶ理由

写真を見比べてみると、「やっぱり小さいサイズの方が使いやすそう」と感じた方もいるのではないでしょうか。特に女性は男性よりも手首が細めの方が多く、普段使いのアイテムとしては、見た目のバランスがとても重要になってきます。
小さいサイズを選んだ人からは、次のような声も多く聞かれます。
- 見た目のバランスが良く、手元がきれいに見える
- 大きすぎないので動きの邪魔になりにくい
- 価格的にも手頃なモデルが多い
- 実際に試着してみたら、小さい方が自然だった
とくに試着したうえで決めたという声は、「つけ心地の印象が決め手になった」と話す人も多く、納得感があります。
また、女性の手首は13〜15cm前後のことが多いため、あまり大きなサイズだと少し主張が強く感じられることも。そう考えると、小さめのApple Watchが無理なく選ばれているのも納得できます。
- 向いている人:軽さを重視する、手元をすっきり見せたい、袖口に当たりたくない人。
- 不向きな人:文字が小さく見えやすい、文字入力をよく使う人。
- 工夫できること:文字サイズを大きくする、太字にする、通知の要約をオフにする。
大きいサイズを選ぶ理由

一方で、46mmなどの大きめサイズを選ぶ方も一定数います。その理由としてよく聞かれるのが、「画面が広くて文字が見やすい」「操作がしやすい」といった実用性の面。
また、腕がしっかりしている人にとっては、サイズ的に大きい方がバランスが良いこともありますし、ファッション的にあえて存在感を持たせたいからという理由で選ぶ方も。
特に通知の確認や文字入力など、日常的に頻繁に使う場面が多い人にとっては、大きめサイズは頼れる存在といえるでしょう。
ただし、すべての人にとって快適とは限らないのも事実です。手首が細めの方の場合、本体サイズに対してバンドのフィット感が合わず、ズレやすかったり隙間ができてしまったりすることも。
「デザインは気に入っていたけれど、着けてみたら少し浮いてしまった」という声も少なくありません。見た目や機能性だけでなく、実際の装着感もしっかりチェックしてから選ぶことが大切ですね。
- 向いている人:通知や文字入力が多い、ワークアウト中も画面を見やすくしたい人。
- 不向きな人:手首が細くフィットしにくい、睡眠中に圧迫感を感じる人。
- 工夫できること:やわらかい素材や穴の多いバンドに替える、寝るときは少しゆるめて着ける。
Series 11 も Series 10 と同じサイズです。Series 11 の着用イメージを見たい方は、下の記事もあわせてチェックしてみてください。

SE3の40mmと44mmのどちらを選ぶか迷っている場合は、下記の記事も参考にしてみてください。

まとめ
今回いろいろなサイズで比べてみて感じたのは、手首が13〜16cmくらいの女性には、42mmサイズが見た目にも使い心地的にもバランスが良いということです。
「文字の見やすさを重視したい」「存在感のあるデザインが好き」など、重視するポイントは人それぞれです。大切なのは、自分が快適に感じるサイズを選ぶことです。
できれば一度、実際に試着してみるのがいちばん確実です。無理なく自然にフィットするサイズを、ぜひ試して見つけてみてください。
可能であればApple Storeや家電量販店で同じバンド条件で両サイズを試着し、通知表示やタイピング姿勢での当たりなども確認すると、納得感のある選択につながります。
毎日身につけるものだからこそ、自分の生活スタイルに合うサイズを選ぶことが大切です。


