この記事を読めばわかること
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アップルウォッチで血圧が測れるかどうかがわかる!
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アップルウォッチで血圧測定ができるようになる時期がわかる!
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血圧測定ができるスマートウォッチを知ることができる!
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おすすめの血圧測定スマートウォッチがわかる!
「Apple Watchで血圧は測れるの?」そう思って調べてみた方も、少なくないかもしれません。
健康を意識するようになったり、大切な人へのプレゼントを選んでいるときなど、ふと気になる機能のひとつです。運動や心拍数、睡眠などの記録ができるなら、血圧も測れたら便利ですよね。
ですが、現時点ではApple Watchに血圧測定機能は搭載されていません。とはいえ、将来的に対応する可能性があるという報道もあり、注目が高まっています。
この記事では、Apple Watchで血圧測定ができるようになるのはいつ頃か、現在の状況と合わせてわかりやすく整理しました。また、すでに血圧測定に対応しているスマートウォッチや、選ぶ際のポイントについても紹介します。
Apple Watchで血圧測定はできる?
ここからは、Apple Watchで本当に血圧が測れるのか、そして今後その機能が使えるようになる可能性について、現在わかっている情報をもとに整理していきます。
Apple Watchに血圧測定機能はある?
結論から言うと、Apple Watchには血圧を自動で測定する機能はありません。2025年7月時点で販売されているSeries 10やUltra 2を含むすべてのモデルにおいて、血圧を数値として計測することはできない仕様となっています。
Apple Watchで測定できるのは、心拍数や血中酸素、心電図などに限られており、血圧に関しては対象外です。「ヘルスケア」アプリには血圧の項目が存在しますが、これは医療機器や他社製のスマートウォッチなどで測定した値を手動で記録するためのものです。
つまり、Apple Watchだけで血圧を測ることはできず、日常的に血圧を管理したい場合は、別途専用の血圧計を使うか、血圧測定に対応したスマートウォッチを併用する必要があります。
Apple Watchで血圧が測れない理由
血圧を測るときに、病院や家庭で使う腕に巻くタイプの血圧計を思い浮かべる方も多いかと思います。あの「ギュッ」と締めつけられる感覚には、ちゃんと理由があります。血管を一時的に圧迫し、血の流れの変化から「上の血圧」「下の血圧」という2つの数値を計算するために、あのような仕組みになっているんです。
ですが、Apple Watchにはこのような加圧機能がそもそも備わっていません。軽く腕に巻くだけの構造では、血圧を正確に測るのは難しいのが実際のところです。
さらに、血圧の数値を出すには、かなり繊細なセンサー技術が必要です。Appleもその開発を進めているといわれていますが、安定した計測ができるレベルにはまだ達していないと見られています。
実は、2024年に発売されたApple Watch Series 10で血圧の通知機能が搭載されるという噂もありましたが、技術的な課題が解決できず、見送られたという報道も出ています。
こうした課題への対策として、Appleは専用のバンドを使って測定する仕組みを検討しているようです。加圧できるバンドや、手首の圧力を読み取るセンサーを組み込んだデザインの特許も複数取得していて、将来的には本体とバンドが連動して血圧を測れるようになるかもしれません。
Apple Watchで血圧はいつから測定できるようになる?
Apple Watchで血圧を測れるようになる日も、少しずつ近づいてきているかもしれません。
現時点ではまだ実用化されていませんが、Appleが開発を進めているとされる新しい血圧モニタリング機能は、一般的な血圧計のように具体的な数値を表示するものではなく、血圧の上昇傾向などを検知し、異常の可能性がある場合に通知するという形になる見込みです。
このような機能が実現すれば、ユーザーが高血圧の兆候にいち早く気づき、生活習慣の見直しなどにつなげることができると期待されています。
なお、この機能は2025年秋に登場が予想されているApple Watch Series 11 や Apple Watch Ultra 3 に初めて搭載される可能性があるとも報じられています。ただし、現時点ではAppleからの公式な発表はなく、本当にいつから使えるようになるのかはまだ不透明です。
また、Apple Watchのようにコンパクトな端末で血圧の変化を安定して測定するためには、センサーの精度やバッテリー持ち、快適な装着感など、いくつもの課題をクリアする必要があります。実際の製品でスムーズに使えるようになるには、もう少し時間がかかるかもしれませんね。
Apple Watchでできるその他の健康管理機能
Apple Watchには血圧測定機能はまだ搭載されていませんが、すでにさまざまな健康関連機能が充実しています。ここでは、血圧以外にApple Watchで測定できる体のデータと、iPhoneのヘルスケアアプリとの連携についてご紹介します。
血圧以外に測れる体のデータ
Apple Watchは、日々の健康状態を可視化するための機能が豊富に備わっています。以下のような体のデータを自動または手動で記録することができます:
心拍数(心拍センサー)
運動時やリラックスしているときなどの心拍の変化を記録できます。異常な心拍数を検知した場合には通知も届くため、体調の変化にいち早く気づくことができます。
心電図(Series 4以降)
手首に装着し、Digital Crownに指を当てることで心電図を記録。不整脈の兆候など、より深い心臓の状態を把握するのに役立ちます。
血中酸素濃度(Series 6以降)
血液中の酸素レベルを測定する機能。日常の体調チェックはもちろん、高地での生活や睡眠時の呼吸の状態把握にも活用されています。
皮膚温(Series 8以降)
体温とは異なり、皮膚表面の温度を記録し、月経周期予測や睡眠中の体調変化などに役立ちます。
睡眠モニタリング
就寝時の睡眠時間や睡眠の質を自動で測定。毎朝起床後に前日の睡眠状況を振り返ることができます。
これらのデータは、普段は意識しにくい体の変化を「見える化」してくれるので、日常の健康管理に役立つだけでなく、何か気になる体調のサインを早めにキャッチする助けにもなります。
iPhoneのヘルスケアアプリとの連携方法
Apple Watchで取得した健康データは、iPhoneに標準搭載されている「ヘルスケア」アプリと自動的に連携されます。設定もシンプルで、以下の手順で行えます:
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iPhoneとApple Watchをペアリング:初回設定の際に自動的に連携が開始されます。
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ヘルスケアアプリを開く:「概要」タブから心拍数や歩数、睡眠などの記録を一覧で確認できます。
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データの詳細設定:「ブラウズ」タブでカテゴリを選ぶと、記録されたデータの推移や通知設定の変更も可能です。
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他のアプリとの連携:FitbitやMyFitnessPal、Sleep Cycleなど、他の健康系アプリと連携することもでき、自分に合った健康管理スタイルが実現できます。
ヘルスケアアプリは、記録を蓄積するだけでなく、必要に応じて医療機関に提示したり、日々の目標を設定したりと、より積極的な健康管理にもつながります。
血圧測定ができるスマートウォッチ
血圧測定機能の仕組みや選び方のポイントを押さえたら、次は「実際にどんな製品があるのか」も気になるところですよね。
とはいえ、血圧が測れるスマートウォッチはまだ選択肢が限られているのが現状。医療機器として認証されたモデルもあれば、健康管理をサポートする多機能タイプもあり、それぞれに特徴があります。
ここでは、信頼性・精度・使いやすさのバランスがとれた2つのモデルをピックアップしてご紹介します。それぞれの特長や向いている人のタイプを整理しているので、ご自身の健康管理スタイルに合った1台を見つけるヒントになればうれしいです。
血圧測定ができるスマートウォッチを選ぶ理由
血圧を測るために、家で使う電子血圧計を使っている方も多いかと思います。確かに、精度が高く手軽で、長年使っている方もいらっしゃるでしょう。でも、最近ではスマートウォッチでも血圧を測定できるようになり、健康管理がもっと手軽にできるということで、こちらを選ぶ方も増えてきています。では、なぜスマートウォッチを選ぶのでしょうか?その理由は意外とたくさんあります。
1. 手軽さと日常使い
家用の血圧計は、毎回取り出して測定しなければならないので、ちょっと手間がかかることがありますよね。でも、スマートウォッチは普段から腕に装着しているだけで、すぐに血圧を測ることができるので、わざわざ計測器を取り出す必要がありません。忙しい日常の中でちょっとした隙間時間に測れる手軽さがとても魅力的です。
2. 全体的な健康管理とモチベーションアップ
スマートウォッチは、血圧だけでなく、心拍数、睡眠、歩数、運動量なども一緒に管理できるので、健康全体を見守りながら生活できます。これにより、体調の変化に気づきやすくなり、日々の健康意識が高まります。また、目標を設定してデータを記録できるので、健康管理のモチベーションにもつながります。アプリと連携すれば、簡単にデータを記録でき、医師と共有することもできますよ。
3. 早期に異常を見つけることができる
血圧の異常に早く気づくことはとても大切です。特に、高血圧は「サイレントキラー」とも言われ、症状が現れにくいまま進行してしまうことがよくあります。スマートウォッチを使うと、異常を感じた時にすぐに通知が届くため、早めに対処することができます。この「通知機能」があることで、健康管理がぐっと楽になりますね。
4. 医療機器認証を受けた精度の高いモデルもある
もちろん、医療機器認証を受けたモデルは高精度で信頼性が高いのですが、その分価格が高めになっています。でも、正確な血圧測定ができることで、日常的な健康管理がしっかり行えるため、予算に余裕があれば非常に便利です。特に、医療機器と同じ精度で測定できるので、毎日の健康チェックをしっかり行いたい方にはピッタリです。
血圧が測れるスマートウォッチを選ぶポイント
血圧を測れるスマートウォッチを選ぶとき、どんなポイントを重視すれば良いのでしょうか?実際、自分のライフスタイルや健康目標に合ったモデルを選ぶことが重要です。ここでは、血圧測定機能を搭載したスマートウォッチを選ぶ際に気をつけたいポイントをいくつかご紹介します。
1. 測定方式の選択
血圧測定ができるスマートウォッチには、24時間自動測定タイプと一時測定タイプの2種類があります。それぞれにメリットがあり、自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。
測定タイプ |
24時間自動測定タイプ |
一時測定タイプ |
特徴 |
常に装着しているだけで、24時間自動的に血圧を測定 |
測定したい時に自分で操作して血圧を測定 |
メリット |
- 血圧の変動をリアルタイムで把握 |
- バッテリーの消費が少ない |
デメリット |
- バッテリー消費が多い |
1日の血圧の変動を把握したい場合、手動で何度も測定しなければならない
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おすすめの人 |
血圧の日々の変動を把握したい方 |
- 自分のタイミングで測定したい方 - バッテリー持ちを重視したい方 |
自動測定タイプは、血圧の日々の変動を把握したい方に最適ですが、バッテリー消耗や装着の手間を考慮する必要があります。
手動測定タイプは、自分のタイミングで測定したい方や、バッテリー持ちを重視したい方におすすめです。
このように、自分の生活スタイルや健康管理のニーズに合わせて、適切なタイプを選ぶことが大切です。
2. 医療機器認証モデルかどうか
血圧測定機能が搭載されたスマートウォッチには、医療機器認証を受けているモデルと、認証を受けていないモデルがあります。医療機器認証を受けたモデルは、より高い精度で血圧を測定できるため、正確な測定を重視する方におすすめです。以下の表では、医療機器認証の有無による違いを簡単に比較します。
測定タイプ |
医療機器認証モデル |
非医療機器認証モデル |
特徴 |
高精度な血圧測定が可能。圧力をかける方式を採用しており、光学センサータイプよりも精度が高い。 |
光学センサーや電気信号で血圧を測定。手軽に使用できるが、精度にばらつきがある場合も。 |
メリット |
- 高精度の血圧測定が可能 |
- 価格が手ごろ |
デメリット |
- 価格が高い |
- 測定精度に限界がある - 参考程度にしか使えない |
医療機器認証モデルを選ぶと、正確な血圧測定を行えるため、信頼性が高く、健康管理に真剣に取り組みたい方におすすめです。特に、精度が高い血圧測定を重視する場合や、医師とデータを共有したい方には、医療機器認証を受けたモデルが最適です。
一方、コストを抑えたい方や、日常的な健康管理を手軽に始めたい方には、非医療機器認証モデルも十分活用できます。ただし、測定結果に多少の誤差が生じる可能性がある点は留意しておきましょう。
3. 充電方法とバッテリー持続時間をチェック
スマートウォッチを選ぶ際、充電方法やバッテリー持続時間は非常に重要です。マートウォッチの充電方法には主に3つのタイプがあります:
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USB式:パソコンやUSB充電器で直接充電でき、便利ですが、充電中は手首に装着できません。
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ケーブル式:マグネットタイプは携帯しやすく、クリップタイプは安定して固定され、充電中に外れにくいですが、やや大きめです。
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スタンド式・チャージャー式:専用のスタンドやチャージャーを使って充電でき、安定性は高いですが、携帯性が劣ります。
バッテリー持続時間は使用頻度や機能によって異なります:
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3日〜5日:一般的な高機能スマートウォッチで、毎日充電が必要ですが、日常使用には十分です。
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10日〜14日:長時間使用でき、充電頻度が少なくて済みますが、機能が制限されていることが多く、価格が高めです。
充電方法は使いやすさや携帯性を考慮して選ぶことが大切です。USB式やケーブル式は手軽に充電でき、スタンド式やチャージャー式は安定性に優れています。
バッテリー持続時間は、日常的に使う場合は3日〜5日、長時間使用する場合は10日〜14日のモデルを選ぶと良いでしょう。
4. 血圧以外の健康機能を確認する
血圧測定機能を搭載したスマートウォッチを選ぶ際、血圧測定以外にも便利で実用的な機能を考慮することが大切です。日々の健康管理をより簡単に、そして快適に行うためには、以下のような機能に注目することをおすすめします。
1. 体調の変化を簡単に把握できる機能
血圧測定に加え、健康管理に役立つ次の機能が搭載されていると、日常的に自分の体調をよりしっかり把握できます:
体温測定:普段の体温を知っておくことで、体調の変化に気づきやすくなります。体温が低いと免疫力が低下して病気にかかりやすくなるため、チェックしておくと安心です。
血中酸素濃度測定:血液中の酸素量を確認できる機能です。酸素濃度が低いと体調不良の兆しがあるかもしれません。日々のチェックで体調管理がしやすくなります。
心拍数測定:心拍数を測ることで、体調や運動の影響を把握できます。特に運動後やストレスを感じたときに心拍数の変動を確認することができます。
2. 運動管理機能
運動を取り入れた健康管理をしたい方には、運動モードや歩数計機能が搭載されたモデルがおすすめです。これらの機能で日々の活動量を記録できるので、健康維持や運動習慣の管理がしやすくなります。
歩数計:日常的な歩数を記録して、自分の活動量を簡単に把握できます。目標設定をして運動のモチベーションにもつながります。
運動モード:ウォーキングやランニングなどのモードで、運動中のデータを記録できます。自分の運動量をチェックすることで、さらに健康を意識することができます。
おすすめの血圧測定ができるスマートウォッチ
スマートウォッチで血圧を測れるといっても、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いかもしれません。とくに、なるべく正確に血圧を把握したい場合は、やはり機能のしっかりしたモデルを選びたいところです。
そこでここでは、信頼性の高い血圧測定機能を備えたスマートウォッチをいくつかご紹介します。日々の体調をきちんと記録したい方や、健康意識の高いご家族へのプレゼントを考えている方にも、きっと参考になるはずです。
オムロンHCR-6900T|医療機器としての信頼と実績で選ぶなら
オムロンといえば、家庭用の血圧計でおなじみのメーカー。そんなオムロンが開発した「HCR-6900T」は、日本の厚生労働省から管理医療機器として正式に認可された、数少ないスマートウォッチ型の血圧計です。
医療現場でも使われる「オシロメトリック法」を採用しており、腕時計型ながら高い精度で血圧と脈拍を測定可能。測定時の姿勢をサポートしてくれる「測定姿勢ガイド」や、薬の飲み忘れを防ぐ「服薬リマインダー」など、健康管理を真剣に考える方にとって頼もしい機能がそろっています。
専用アプリ「HeartAdvisor」と連携すれば、離れて暮らすご家族とも測定データを共有できるのも安心ポイント。ただし見た目は少し大きめで、ファッション性よりも機能性重視の設計です。「とにかく正確に血圧を測りたい!」という方におすすめの一台です。
HUAWEI WATCH D2|多機能と精度の両立を求める方に
2025年に一般販売が始まったばかりの「HUAWEI WATCH D2」は、WATCH Dシリーズの進化版。血圧測定に加え、心電図や皮膚温度の計測にも対応しており、「1台で体の状態をまるごとチェックしたい」方にぴったりのスマートウォッチです。
血圧測定はWATCH Dと同様にカフによる圧迫式ですが、バンドサイズの調整精度が向上しており、より正確な測定が可能になっています。また、設定した時間帯に定期的な血圧測定を行う「自動測定機能」も搭載されていますが、日中は腕の位置や姿勢に注意が必要で、やや慣れが必要です。
そのぶん、心電図、睡眠モニタリング、ワークアウト記録など健康機能は非常に充実しており、バッテリーも1週間以上持つ設計。「スマートウォッチとしても使いながら、本格的に健康管理したい」という方には頼もしい選択肢です。
オムロンHCR-6900TとHUAWEI WATCH D2のスペック比較表
分類 |
項目 |
OMRON HCR-6900T-M |
HUAWEI WATCH D2 |
基本情報 |
発売日 |
2019/12/3 |
2025/2/13 |
参考価格 |
94,800円 |
60,280円 | |
サイズ |
48x48x14mm |
48x38x13.3mm | |
重量 |
115g |
40g | |
メーカー |
日本 |
中国 | |
画面・電源 |
ディスプレイ |
AMOLED | |
画面サイズ |
1.82 インチ | ||
画面解像度 |
480 × 408 | ||
電源 |
リチウムイオン二次電池 |
充電式 | |
充電時間 |
2.5時間 |
2時間 | |
連続使用時間 |
2日間 |
6日間 | |
対応・耐久 |
防水 |
IP22 |
IP68 |
対応OS |
Android:6.0.1以上 |
Android バージョン8.0 以上 | |
Bluetooth |
Bluetooth Low Energy |
BT5.2(BR.BLE) | |
通信・決済 |
着信メール通知機能 |
無 |
○ |
通知機能 |
○ |
○ | |
通話 |
無 |
○ | |
NFC |
無 |
○ | |
Suica機能 |
無 |
無 | |
電子マネー |
無 |
無 | |
健康・運動 |
GPS |
無 |
○ |
歩数計 |
○ |
○ | |
消費カロリー計測機能 |
○ |
○ | |
移動距離 |
○ |
○ | |
心拍数計 |
無 |
○ | |
血中酸素 |
無 |
○ | |
心電図 |
無 |
○ | |
血圧測定タイプ |
一時計測 |
24時間計測 | |
血糖値 |
無 |
無 | |
睡眠計 |
○ |
○ | |
医療機器 |
○ |
○ |
そのぶん、心電図、睡眠モニタリング、ワークアウト記録など健康機能は非常に充実しており、バッテリーも1週間以上持つ設計。「スマートウォッチとしても使いながら、本格的に健康管理したい」という方には頼もしい選択肢です。
オムロンHCR-6900TとHUAWEI WATCH D2のスペック比較表
製品名 |
オムロンHCR-6900T |
HUAWEI WATCH D2 |
メリット |
・医療機器認証で精度が高く安心感あり |
・心電図・皮膚温なども測れる多機能モデル |
デメリット |
・サイズが大きめで装着感がやや重い |
・自動測定時は姿勢を整える必要があり、やや手間 |
おすすめの人 |
・とにかく正確な血圧測定を重視したい人 |
・血圧だけでなく体全体を総合的に見守りたい人 ・1台で多くの機能を活用したい人 |
血圧測定ができるスマートウォッチは、機種によって「正確さ」「使いやすさ」「機能の充実度」など重視しているポイントが異なります。
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精度重視派には「オムロンHCR-6900T」
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多機能でしっかり管理したい方には「HUAWEI WATCH D2」
どのモデルも、正しい使い方をすれば、毎日の血圧チェックがもっと手軽で自然な習慣になります。
まとめ:自分に合った方法で健康管理をはじめよう
現在のところ、Apple Watchには血圧を測定する機能は搭載されておらず、今後の正式な対応時期も明らかになっていません。そのため、もし日々の血圧測定を重視したい場合は、医療機器として認証された専用のスマートウォッチを活用するのが現実的な選択肢です。
とはいえ、Apple Watchにも心拍数や心電図、睡眠記録などの健康管理に役立つ機能が豊富に搭載されており、健康意識を高めるきっかけとしては非常に優秀なツールといえます。
血圧を含めた体調の変化をしっかり把握したい方は、精度にこだわったスマートウォッチを取り入れるのも一つの手。Apple Watchを中心に、健康に役立つ機能を上手に活用するか、それとも血圧測定に特化したデバイスを使うか──。選び方は人それぞれですが、大切なのは、自分のライフスタイルに合った方法で、無理なく健康管理を続けていくことです。