Apple Watchの常時点灯は本当に必要?使って分かったリアルなメリット・デメリット

Apple Watchの常時点灯は必要?いらない?メリット・デメリットを整理

Apple Watchを使っていて、「常時点灯(Always-On Display)って本当に必要なのかな?」と、正直ずっと迷っていました。

便利そうではあるけれど、バッテリーは減りそうだし、腕を上げれば画面は点くから、なくても困っていない気もする。

実際、常時点灯をオンにしたりオフにしたりしながら使っています。

その中で、「これは便利だな」と感じた場面もあれば、「正直、オフのままで十分かも」と思った場面もありました。

機能の良し悪しを決めつけるのではなく、「自分の使い方なら必要かどうか」を考えるヒントになれば嬉しいです。

常時点灯(Always-On Display)とは?

Apple Watchを使っていて、「画面がずっと点いたままになる設定があるらしい」と気になったことはありませんか?

この「画面が消えない」ように見える仕組みが、いわゆる「常時点灯(常時表示/常にオン)」です。

常時点灯の基本的なしくみ

常時点灯が有効になっているApple Watchの画面表示

常時点灯は、Apple Watchの画面を常に表示させておくための機能です。

通常であれば、画面はしばらく操作しないと自動的に消灯しますが、この機能をオンにすると、画面が完全に暗くなることはなく、時刻や一部の情報が常に表示され続けます。

明るさは使用状況に応じて自動で調整されており、操作中ははっきりと、見ていないときは控えめな明るさで表示されるようになっています。

腕を持ち上げたり、画面をタップしなくても情報を確認できるため、手を動かしにくい場面や、さりげなく時間を見たいときなどに便利です。

対応しているApple Watchのモデル

常時点灯(Always-On Display)が使えるのは、ざっくり言うと「Series 5以降」と「Ultra」、それからSE(第3世代)です。

  • Apple Watch Series 5 〜 Series 11

  • Apple Watch SE(第3世代)

  • Apple Watch Ultra(第1世代〜第3世代)

逆に、SE(第1世代・第2世代)は常時点灯に対応していません。

対応モデルでは、画面が常に点灯した状態で時刻や情報を表示し続けることが可能です。一方、非対応モデルでは、手首を上げる、または画面に触れるなどの操作を行わない限り、画面は消灯したままとなります。

常時点灯を使う理由

Apple Watchの常時点灯がどんな機能かを知ったところで、「実際に使ってる人って、どんな理由でオンにしてるの?」と気になる方もいるかもしれません。実は、この機能を便利に感じている人には共通するポイントがいくつかあります。

時刻や情報をすぐに確認できる

通知や時刻を自然に確認できる常時点灯のApple Watch

常時点灯をオンにしていると、Apple Watchの画面は常にうっすら表示された状態になります。
そのため、腕を上げたり、画面に触れたりしなくても、視線を向けるだけで時刻や通知が確認できるようになります。

たとえば、移動中や会話の最中など、腕を動かしづらい場面では、自然に情報を確認できるのは意外と便利です。
通知をよくチェックする方にとっては、操作の回数が減るぶん、ちょっとしたストレスを減らす助けにもなるかもしれません。

自然な表示とデザインの一体感

ファッションとしても楽しめるApple Watchの常時表示画面

常時点灯をオンにすると、Apple Watchの文字盤が常に表示されるようになります。
画面が真っ暗にならないため、ぱっと見たときの印象が「普通の腕時計」に近づくのもポイントです。

また、Apple Watchの文字盤は種類が豊富なので、お気に入りのデザインを常に表示して楽しめるという面でもメリットがあります。
ファッションアイテムとして身につけている方にとっては、画面も「見せたい部分」ひとつとして活かせるのではないでしょうか。

手が動かせない場面での利便性

移動中でも画面が見えるApple Watchの常時点灯機能

常時点灯は、すべての人にとって必要な機能とは限りませんが、使うシーンによってはかなり役立つ場面もあります。

たとえば、医療や教育、接客などの仕事をしている方のなかには、腕を自由に動かせない場面が多いという方もいらっしゃるかもしれません。
そういったときに、視線を送るだけで時刻や通知が見えるのは、地味ながら大きな便利さになります。

そのほかにも、会議中や運転中、ヨガや筋トレの最中など、動作を控えたいときに情報が確認できるのはありがたいですね。
使い方次第では、常時点灯が「あると助かる」機能になってくるかもしれません。

常時点灯をいらない理由

便利そうに見える常時点灯機能ですが、すべての人にとって「必要不可欠」とは限りません。実際には、あえてオフにしているユーザーも少なくないのが実情です。

「バッテリーを少しでも長持ちさせたい」「暗い場所では画面が気になる」「そもそも必要性を感じない」など、使わない選択にもそれぞれの理由があります。

なお、私自身も現在は常時点灯をオフにしている時間のほうが長いです。実際に使ってみて、「なくても困らない」と感じる場面が多かったためです。

バッテリーの減りを抑えたい

常時点灯をオフにしている理由として、まずよく挙げられるのが「バッテリーを長持ちさせたい」という声です。

画面を常に表示していると、そのぶん電力の消費が増えます。体感としても、常時点灯をオフにするとバッテリーの減りはゆるやかになります。

とくに、長時間の外出がある日や、寝る前にうっかり充電を忘れてしまったときなど、バッテリー残量が気になる場面では、常時点灯をオフにしておきたいと感じる人も多いようです。

そのため、「最初から常時点灯をオフにしておく」という使い方を選ぶ方もいます。充電速度が速いモデルを使っていても、電池持ちを重視したいという考え方は多くのユーザーに共通しています。

暗所や人目が気になる場面が多い

常時点灯は便利ではあるものの、場面によっては気を使うこともあります。映画館や寝室、会議室といった暗い場所では、うっすら光る画面が思った以上に目立ってしまうこともあります。

また、画面が常に表示されていることで、通知内容や予定が不意に周囲の目に入るケースもあります。

そういったときは、シアターモードを使って一時的に表示をオフにしたり、そもそも機能自体をオフにしておくことで、場面に応じた調整ができます。

常時点灯なしでも不便を感じない

中には、常時点灯がなくても十分というスタイルで使っている人もいます。

Apple Watchは、腕を上げたり画面に触れたりするだけで画面が点灯するため、必要なときにだけ確認できればそれで充分、という考え方です。

通知チェックの頻度が少ない方や、時計としての使い方が中心の方にとっては、常時点灯の有無が使い勝手に大きく影響しないというケースもあります。

私の場合も、通知の頻度はそれほど高くないため、常時点灯をオフにしていて不便だと感じることはほとんどありませんでした。

「便利かもしれないけど、現状困っていないからそのまま」という選択も、一つの自然な使い方だと言えるでしょう。

常時点灯の設定と使い分け

常時点灯を使うかどうかは、人それぞれの使い方や生活スタイルによって変わってきます。

ありがたいことに、この機能はあとから自由にオン/オフの切り替えが可能で、自分に合った設定に調整できます。

Apple Watch本体で設定する

Apple Watchを使って、本体だけで常時点灯の設定を変更することができます。

iPhoneを使わずに、手元ですぐに切り替えたいときに便利な方法です。

Apple Watchから設定する方法
  1. Apple Watchの「設定」アプリを開く

  2. 「画面表示と明るさ」を選ぶ

  3. 「常にオン」をタップ

  4. 表示されたスイッチをオン/オフに切り替える

設定をオンにすると、Apple Watchの文字盤が操作していないときも表示されるようになります。

反対に、バッテリーの節約を重視したい場合や、必要がないと感じるときはオフにすることで消灯状態を維持できます。

いつでも設定画面から変更できるため、その日の予定や環境に応じて柔軟に調整するのがおすすめです。

iPhoneアプリから設定する

Apple Watchの常時点灯は、iPhoneに入っている「Watch」アプリからも設定可能です。

本体での操作がしづらいときや、事前にじっくり確認しながら設定したいときには、この方法が役立ちます。

iPhoneから設定する方法
  1. iPhoneの「Watch」アプリを開く

  2. 「画面表示と明るさ」をタップ

  3. 「常にオン」を選択

  4. スイッチをオンまたはオフに切り替える

iPhoneからの設定では、表示内容のカスタマイズや通知の見せ方の調整など、細かなオプションもあわせて変更することができます。

たとえば、「プライバシーを守りたいから通知は非表示にする」といった設定もここから操作できます。

バッテリーを長持ちさせたい日や、旅行・外出時など、消費をなるべく抑えたい場面でも柔軟に対応できるのがメリットです。

一時的に表示をオフにする方法

常時点灯の設定はいつでもオン・オフの切り替えができますが、「今だけオフにしたい」という場面もあるのではないでしょうか。

たとえば映画館や寝室、静かな会議などでは、画面が点灯しているだけで目立ってしまったり、まわりに気をつかうこともあります。そんなときに便利なのが、一時的に画面の表示をオフにできるモードです。

シアターモードを使う

Apple Watchには「シアターモード」という機能があります。

このモードをオンにすると、画面が自動では点かなくなり、必要なときだけ操作で点灯するようになります。

設定方法
  1. Apple Watchの画面下端から上にスワイプする

  2. コントロールセンターが表示される

  3. マスクの形をした「シアターモード」アイコンを探す

  4. アイコンをタップしてオンにする

  5. 画面が自動で消灯する

  6. 通知はバイブレーションのみで受け取れるようになる

自動で切り替えることもできる

また、iPhoneの「ショートカット」アプリや「集中モード」を使えば、特定の時間や場所になると、常時点灯を自動的にオフにすることも可能です。

  • 夜10時以降は自動でオフにする

  • 映画館や自宅に着いたらオフになるようにする

  • カレンダーに「会議」と入っているときはオフにする

初めての方には少しむずかしく感じるかもしれませんが、慣れてくるととても便利な方法です。

このように、常時点灯はそのまま使うだけでなく、場面に応じて上手にオン・オフを切り替えることで、使い勝手がさらに良くなります。

「腕を上げて点灯」との違い

常時点灯について調べていると、よく一緒に出てくるのが「腕を上げて点灯」という言葉。

Apple Watchを初めて使う人にとっては、何が違うのか少しわかりにくいかもしれません。実は、Apple Watchは画面に触れなくても、手首を持ち上げるだけで自動的に画面が点灯する仕組みになっています。

この「腕を上げて点灯」は、すべてのApple Watchに標準搭載されている機能です。どちらのスタイルが自分に合っているかを考えるヒントになれば嬉しいです。

表示のしくみと見え方のちがい

Apple Watchの表示方法には、「常時点灯」と「腕を上げて点灯」という2つのスタイルがあります。どちらも手を使わずに情報を確認できる点では似ていますが、表示のタイミングや見え方に違いがあります。

「腕を上げて点灯」は、Apple Watchの基本的な動作です。画面はふだん完全にオフの状態になっていて、手首を上げたり、画面に触れたときだけ点灯します。そのため、見たいときにはっきり明るくなる一方で、見ていないときには何も表示されません。

一方、「常時点灯」は、画面がつねにうっすら表示されているのが特徴です。ふだんは控えめな明るさで必要最低限の情報だけを表示し、画面に視線を向けたり、手首を持ち上げたりすると、自動的に明るくなります。

このように、どちらを選ぶかによって、見え方や使用感が少し変わってきます。

項目
常時点灯腕を上げて点灯
表示のタイミング

常にうっすら表示されている

手首を上げる・画面に触れたときだけ点灯

明るさの変化

状況に応じて自動調整(控えめ⇔明るい)

点灯時は一気に明るく表示

バッテリー消費

やや多い

消費は少なめ

情報の視認性

視線を向けるだけで確認できる

画面が消えていると見えない

自然な見た目

アナログ腕時計に近い表示

表示が切り替わるため、動作が目立ちやすい

対応モデル

Series 5 以降、Ultra シリーズ

全モデル対応(SE 含む)

機能ごとのメリットとデメリット

Apple Watchの画面表示スタイルには、「常時点灯」と「腕を上げて点灯」の2種類があります。

どちらもApple Watchの基本的な使い方ですが、バッテリーの持ち・視認性・デザイン性など、ユーザーによって感じ方が異なるのが特徴です。


メリット

デメリット

常時点灯

・視線を向けるだけで時刻や情報が確認できる
 ・画面が常に表示されるため、デザイン性・視認性が高い
・アクセサリーとしての一体感がある

・バッテリーの消耗が増える
・暗い場所での光が気になることがある
 ・プライバシーの懸念がある

腕を上げて点灯

・バッテリーを節約できる
 ・意図しない点灯を防げる
・暗所や会議中でも画面が光らないため、周囲の迷惑になりにくい

・毎回腕を上げないと画面が見えない
・両手がふさがっているときに不便
 ・画面が見えずらい瞬間がある

どちらにもメリットとデメリットがあり、一方が絶対に優れているというわけではありません。たとえば「ファッションとして見せたい」「手を動かさず時間を確認したい」という方には常時点灯が便利ですが、「充電の回数を減らしたい」「なるべく電池を長持ちさせたい」という方には腕を上げて点灯が向いています。

自分に合った表示スタイルの見つけ方

常時点灯と腕を上げて点灯は、それぞれに魅力と課題がある機能です。「どちらが正解」ということはなく、自分の使い方に合っているかどうかが選ぶ際の大切なポイントになります。以下のような視点から、自分に合った設定を見つけてみましょう。

常時点灯が向いている人

  • スマートウォッチをアクセサリー感覚で楽しみたい

  • 手を動かせないシーン(会議・運転・接客など)が多い

  • 情報をすぐ確認したい、通知を見逃したくない

  • 充電の手間をあまり気にしない・こまめに充電できる環境がある

腕を上げて点灯が向いている人

  • バッテリー持ちを最優先したい

  • 光が気になる環境(映画館・寝室など)で使うことが多い

  • とにかくシンプルに時間だけ確認できれば十分

  • 周囲に画面が見えるのが気になる(プライバシー重視)

日によって使い方が変わる方は、「平日は腕を上げて点灯」「休日は常時点灯」など、シーンに応じて使い分けるのもおすすめです。また、バッテリーが少ないときは一時的にオフにするなど、柔軟に調整できるのもApple Watchの強みのひとつです。

無理なく続けられる設定こそが、自分にとってのベストな表示スタイルかもしれません。

まとめ

Apple Watchの常時点灯は、あってもなくても使える機能です。ただ、実際に使ってみると、「なくても困らない」と感じる人がいるのも自然だと思います。

通知をこまめに確認したい、画面の見た目も楽しみたいという方なら、常時点灯をオンにしてみる価値はあります。一方で、バッテリー重視で使いたい方や、時間が分かれば十分という方なら、無理に使う必要はありません。

私自身は、今のところ常時点灯をオフにして使う時間のほうが長いですが、場面によってオンにすることもあります。そのくらいの距離感が、一番ストレスなく使えています。

大切なのは、「オンにするかどうか」よりも、「自分の使い方に合っているかどうか」。